稽古茶事をしました

先日の日曜日は生徒さんが亭主方とお客方に分かれて、お茶事の稽古をしました。
初めての茶事を亭主として経験するかたもいらしたので、かなり苦労されていましたが、何事もなく無事に終わることができました。
よかったです。

お客様役を務めたかたは正座の時間が長く脚がツラかったと思いますが、楽しんでいただけたようでした。

亭主方の役割の方々は頭を悩まし、試行錯誤して非常に大変だったと思いますが、苦労したぶん達成感も大きいのではないでしょうか。
茶事を経験するとお茶の姿がかなり見えてきます。
お茶の目的が茶事をすることなんだ、というのが解って奥深さも感じることができたのではないかと思います。
頭でいろいろシミュレーションをして、1か月間このことだけで頭がいっぱいになってしまったという方もいらっしゃいました。
真剣に取り組んでいるという証拠ですね。必ずスキルアップしますよ。
亭主側のやることを経験することで、お客さんになったときに苦労もわかるし、亭主の聞いてほしいことも見えてくるので、非常に勉強になりますね。
ホントお疲れさまでした。
苦労はするけど亭主方のほうがお客様よりも楽しいというのが茶事の醍醐味です。
またやりましょう。

でもやっぱり、普段の生活ではここまで丁寧に食事を作ってもらったりすることはほとんどないですから、お客さん役のかたが羨ましいです。
美味しいもの食べられるし、いろいろと感動させてもらえて。
特に正客と詰、以外のところ!(笑)

関守石を作ってみました

前から作ろうと思っていた、関守石を作ってみました。
初めて作ったので、やり方が良くわからず、あーでもないこーでもないと本やYouTubeを見ながらやっていたら、何とかできました!
いやー、ネットってホント便利ですね。
男結びのやり方がちゃんとわかったような気がします。


縄が緩い…

まぁ初めてだからこんなもんでしょ(;^ω^)

これで、店に来られたお客さんがどこから入るのか判らないという事が無いハズ。
でも、意味が解らない人もいるかもしれませんね。
10年前の私ならこのチョンマゲのついた変な石なんだろ??と思ったと思います。

関守石はこっから先は行かないでくださいね、他の道に進んでくださいねというしるしです。
キッチリ出来てないので、あんまりマジマジとは見ないでください。。。

ちょっと遅いけど岩根のつつじ

躑躅って読めますか?
教養ある諸兄姉は当然読めるのでしょうが、私は信長の野望(ゲーム)を武田信玄でするまで読めませんでした。
信玄の居城は躑躅ヶ崎館っていうんですね。
信長の野望好き、歴史好きは茶道の知識など無くても、牧谿の絵とか知っていたりしますんでスゴイですよね。
ゲームだって役に立つんですっ!

で岩根のつつじですが、お菓子の銘でよく出てきます。
躑躅が既に満開な時期になっていますので、お茶的には少し遅い気もしますが、せっかくなので作りました。

岩根のつつじ

赤がもう少し彩度ある色の方が良いなぁと思いましたが、味は美味しいと思います。
相変わらず甘さは控えめですが。

とりあえず今週はコレを作ってます。
来週は何にしようか。。。