このページでは当着付け教室で、よくいただくご質問にお答えします。
どのくらいの期間習えば着られるようになりますか?
早いかたで、3か月ほどで名古屋帯の着物(袷)を完全に着られるようになります。
この時点で浴衣も着られるようになります。
もちろん、習熟度は人によりますので、目安として考えていただくと良いと思います。
着付けができるようになったら、普段のお出かけなどに着物を着ていただくと、着かたを忘れませんし熟練度も上がります。
ぜひ普段も着る機会を作ってみてください。
着物・小物の販売はしていますか?
着物・和装小物の販売もできますが、当教室で着物などの購入を無理に勧めるということはありません。
”着付け教室あるある”なのですが、入門者に教材として、また「将来必要になるから」と言って高額な着物その他を販売する、なんてことがあります。
着付けを格安で習える!と思って行ってみると実は着物の営業のほうが熱心で、買わずには帰りづらい、なんて具合です。
ほとんど知識のない初心者に、無理に高額な着物を勧めるようなことは、当教室では一切ありません。
そもそも、着物の経験も知識もない方は「良い着物や将来も役に立つ着物」なんてものはハッキリ言ってわかりません。
まったくわからない方に、わけもわからず着物を高額で購入させるというのは如何なものかと感じます。
たしかに、体に合った寸法の誂えた着物というのは、キリっとした着付けには必須で、着心地も格別なものがあります。(それがわかるのは経験が付いてきた後ですが。。)
現代は練習用やちょっとした遊び着くらいでしたら、ネットでいくらでも安く手に入れることが出来る時代です。
入門者の方にはどんな着物、小物を買ったら良いのか詳しく教えることが出来ますので、色々と勉強をして、知識を付けてから購入された方が良いと思います。
着物の理解も深まって「やっぱり良いものが欲しい!どうすれば良いの?!」
という事になれば”お誂え”などの、様々なご要望にもお応えできます。
自分の体に合った誂えた着物というのは格別ですので、その良さも知っていただけるときが来れば良いなぁと思います。
色々書きましたが、まずは高い着物を手に入れるよりも、高い技術を手に入れて欲しいと考えています。
着付け教室ですのでね。
技術やコツがわかれば、お手頃な着物でも意外に美しく着ることができたりするものです。
着付けの資格はとれますか? 国家検定の取得も可能です
当教室では
- 国家検定である「着付け技能士(リンク)」の取得
- 社内検定資格の取得
の2種類の着付けの資格が取得できます。
ちなみに「着付け技能士1級」では、合格者には厚生労働大臣名での合格証をいただけます。
国家検定ですので、よくある社内検定とは違い堂々と履歴書に記載することができるものです。
何度も言いますが、国家検定ですので普通の検定とは権威が違います。
他流の着付けを稽古しているかたにも、国家検定受験のための勉強の指導を致します。
加えて、当教室は全日本和装コンサルタント協会所属の教室ですので、全日本和装コンサルタント協会の社内検定試験もしております。
全日本和装コンサルタント協会は、国家検定指定試験機関の「全日本着付け技能センター」の構成8団体の一つです。
着物に詳しくなれますか?
講師は呉服店での勤務をしていましたので、”着付け”に関してだけでなく、”着物”に関してのプロです。
一般的な着付けの先生では知らないような、様々な知識をたくさん持っています。
ぜひ授業を通して色々な知識を学んでください。
また、資格取得の受験をする際には知識面でも成長することができます。
(もちろん受験は任意です)
資格の取得試験には難しい筆記のテストがあるので頑張って勉強する必要があります。
もちろん初心者の方にも理解しやすい教科書がありますので、安心して勉強することができます。
試験に合格するには強制的に(笑) 勉強しなくてはいけませんので、自分の知識の蓄積や確認のためには非常に良いチャンスになると思います。
日本文化に対する知識も深まると思いますので、ぜひ知識面でも和文化の理解を深めてほしいと思います。
自分で着られるようになると、人にも着せられるようになりますか?
自分で着物を着るのと、人に着物を着せるのとでは正直に申しまして ”まったくの別物” です。
いい加減ではない、格調高く、しっかりとした着付けをお人になさりたいのであれば、他装(人に着せる)の勉強は避けて通れません。
お嬢様の七五三や成人式の着付け、ご家族・ご友人への着付けをしてあげたいとお考えでしたら、他装の勉強をすることを強くおすすめいたします。
お嬢様、お孫様の晴れ着をご自身の手で着付けることができれば、とても素晴らしい思い出になると思います。
また、他装の勉強は
- 装束の歴史
- 染色・織物の知識
- 生活様式・文化の知識
などなどを学ぶことができますので、着物文化を通じて日本文化について勉強したい方にはとてもおすすめです。
他装はどんなことを習うのでしょうか?
自分以外の方に格調高く、凛とした着付けをする技術・知識を勉強します。
他装は非常に奥が深いですが、わかりやすい所では成人式で着るような「振袖」や男性の「羽織袴」の着付けもできるようになります。
また、もっと勉強が進めば「花嫁衣裳」、「十二単」の勉強に進んでいくことができます。
入会金(入門料)はいくらですか?
入会金として、1万円頂戴しております。
月謝はいくらですか?
始めたばかりの初心者の方は月に5千円頂戴しております。
特別専科からは6千円に上がります。
社内検定を受けて合格し、より高度な他装のコースに進むにつれて月謝は変わっていきます。
詳しくはお問い合わせください。
男性も着付けを習えますか?
申し訳ありませんが、当教室では男性が着付けを習うことは出来ません。
男性自身の着付けは非常に易しいですので、You tubeなどを見て自分で勉強なさるのも良いと思います。