今日の庭の楓

この時期は草木の成長が早く、毎日のように庭の様子が変わっているので、また楓について。
前回撮ったところの芽はこんな感じに。

4/2楓の枝

そして木の上の方はもうこんな感じに。

4/2 楓の木の上の方
緑色になってきていますね。

下の方で一番成長しているところはこんな感じ。

まだ赤みが残っています。

どうやらごく初期の新芽は赤いんですね。
初めて知りました。
葉っぱの形がちゃんとできあがるころに、緑になると。。。
意識して見ていないと、そういう事にはなかなか気づきません。
日当たりの良いところから成長していっているような感じに見えます。

木全体で見るとほとんど葉っぱの付いていない木ですけど、局地的にはどんどんちゃんとした葉になってきています。
来週にはもう全部緑色になってしまったりして。

古唐津見てきました @出光美術館

少し前ですが、東京の出光美術館に古唐津展を見に行ってきました。
もう終了してしまっている展観ですね。書くタイミング逃しまくりました。
まだやっていたら、是非見に行くべきですよ!というところなんですが。

唐津といえば、わたし的に好きなのは奥高麗の茶碗。
その昔は高麗物だと言われていたとかいないとか、はっきりした意味はよくわからない名前なんだそうで。
今回、流石は日本最大のコレクション!ということで、たくさん奥高麗を見る事ができました。
見込みが凄く広くユッタリした造りで、お茶を点てやすそうです。目跡があったものもあった気がします。
ボコボコ、ガタガタも全然していなくて、凄くきれいな見込みです。
さざれ石という銘の茶碗が釉調や大きさ、存在感が好いなぁと思いました。
また、高麗茶碗のように雨漏りになっている茶碗もあり、一番好きな感じでしたが、高麗にしか見えなくて。。。
何も言わずに出されたら絶対、唐津と判る気がしません。釉が下の方まで掛かってたし…。
もっと勉強しないとですよね。

今回、奥高麗という名称がキャプションにもありましたが、最近まで出光美術館では古唐津としか書いていなかったと風の噂で聞きました。
そういった名称は学芸員さんによって、いろいろとお考えがあるので変わったりするとのこと。
ワタシ的には奥高麗の名称の方が好きですね。
なんか古唐津よりもミステリアスな雰囲気じゃないですか。
数が少ないこともあり、奥高麗はミステリアスな茶碗です。

それから、朝鮮唐津耳付水指っていう釉薬が横方向に掛けられていて、胎土が大部分見えている水指がいくつかありました。
その手の水指の内側を見えるやつは見ましたが、全部叩きになっていて、へぇー、と思いました。
何か解説があると嬉しいんですけど、見たところ特になく残念。

今回の展覧会の図録を買おうかと思ったんですけど、解説がなんだか欲しい感じの物ではなかったので止めました。
代わりに「館蔵 茶の湯の美」っていうのを買ってきました。
これには後ろの方の解説に次第の事が書かれていたりするするので、まぁこっちかなと。
お茶をやっているんで、箱がこんなやつで写真がとか、誰の書付があるとか、伝来とか書かれていると嬉しいんですよね。
でも、もっと専門的な解説も欲しいところですね。けっこう高いし…。

もっともっと、知識、情報盛りだくさんな図録を作って頂けると嬉しいのですが。
どうか宜しくお願いします。

3月も後半になると楓が芽吹いています

今日はあいにくの雨でしたが、植物の成長にとっては非常に重要な雨なんだと思います。
昼間はわりかし暖かかったですし、これからどんどんと植物の力が漲ってくるのでしょう。

さて、紅葉が終わって、すべて散ってしまった我家の楓ですが、芽吹き始めています。


これから沢山芽が出てくるのが楽しみです。

楓は初夏と秋の2回楽しめるのでオトクですね。
目の覚めるような萌黄の楓の葉は本当にキレイで見とれてしまいます。
横になってゴロゴロしながら、見ていたい感じです。
5月にもなると天候は良いし、緑は綺麗だし、で、かなり好きな季節です。
去年はこの時期に高桐院を見に行ってきました。

でも、その前にやっぱり桜ですけどね。
うちの桜はまだ全然です。。。