興味深い茶会が…

光悦会、大師会といえば、現在東西の二大(良いもの出ますよ)茶会として非常に有名ですが発足当時、同じような時期に和敬会というものがありました。
ま、私は光悦会も大師会も行ったことないですけど!(; ・`ω・´)

和敬会は鎮信流の心月庵が発起人となり会員を常時16人に絞って行われていたそうです。
16人なので羅漢に見立てて十六羅漢会とも言ったようですね。
その後は関東大震災まで続いたとのことです。

会員には石黒况翁、岡崎淵冲、高橋箒庵、益田鈍翁、馬越化生らの名前もありスゴそうな会です。
明治期の実業家数寄者が好きな人にはお馴染みの名前ではないでしょうか。
じつは来月5/20にこの和敬会の顕彰?復活?トリビュート?か何かで護国寺で茶会をするそうです。
なんかスゴそう!良いもの出そう、興味あります。
チラシには平戸藩伝来の物も出てくるとかいてあります。
券はそこまで高くない様ですので、良いかもしれません、点心ついてるし。

鎮信流の方が席持ちをするらしいですので、是非見てみたいですね。
武家茶道の席はあまり入る機会がないですし。
私は鎮信流の方の席には入ったこともありません。
お点前とか道具とか色々興味あります。

行ったというかたいらしたら感想きかせてください。

4/19庭の楓 新緑の季節がきました

何回か書いている庭の楓はもうすっかり木全体が緑になっています。
定点観測している場所の画像がこちら

4/19 楓

元の枝がどこまでだったか判らないほどに伸びていますし、葉が出ています。
前回撮影したのが4/2ですから、17日間でこれほど伸びているんですね。
凄い早さです。

それにしても、新しい緑の色がキレイです。
写真がヘタクソで解りずらいですが、キレイな色してます。
新緑は5月くらいまでかなりビビッドですので、外にお出かけの際には是非注意して見てみてください。
ちなみにうちの店の客席のほうから撮った画像がこんな感じです。

光がもっとあるときに撮ればよかった…

席に座りながら見る事ができますので、新緑好きな方はこの季節に是非いらしてください。

茶の湯展に行ってきました @トーハク

東京国立博物館(以下トーハク) 平成館で始まった茶の湯展にワタクシ先走って4/10に行ってきました。
会期開始前の開会式、レセプションなどがありまして招待されたかたが行けるものだそうです。
私が招待されたわけでは無いんですが、招待された方に連れて行ってもらう事ができました。ラッキー

トーハクで茶の湯をテーマに特別展をするのは37年ぶりだということで、名品がズラリです。
これを見逃すと次の30年くらいはトーハクで茶の湯がメインの展観はしないかもしれません。
お茶をしているかた、お茶に興味のあるかた、茶道具が好きなかたは是非見ておくべき展観です。

国宝と重文がムチャクチャたくさん並んでいますし、お茶をしているかたはマストだと思います。
作品リスト

会期前という事もあって、あまりゆっくり見る事はできませんでしたが、印象に残ったことを少し。
書院に掛けるものと言えば唐絵がお馴染みですが、これほど多く牧谿、玉㵎、梁楷、趙昌などなどの貴重な絵が見られたのには感動です。
でも、も一回ゆっくり見てこないと、どんなんだったかわすれました。。。

それから在中庵という茶入を実物初めて見たかもしれません。いや、見たことあるかもですけど、今回はすごく良く見えました。
スゴイ好いなと。
できれば在中庵棚も一緒に見たかったですが、欲張りすぎですね。
遠州関係の茶入は蓋とかもスゴイお洒落で、やっぱりすごい人なんだなと思いました。

前回行った近代美術館の時もそうでしたが、わりに展示台が低くて、茶碗の見込みまで見えるのが嬉しいですね。
近代美術館で見逃した、長次郎の無一物もしっかり見てきました。
それから、トーハクと国立近代美術館のコラボ企画で、2箇所を結ぶ無料シャトルバスが出ている様です。
展示がたくさんあるので、2つ見たらヘトヘトになってしまいそうですが、便利ですね。

見どころは正直言って、全部って感じですので、展示替えのたびに何回も行ってみるのが理想です。

行けるかな行きたいけれど行けないな、そんな時間があるハズもナシ…

あと一回は行って図録をゲットしなくてはと思ってます。
ちゃんとは見てませんけど、解説とか箱の写真とかたくさん載っていましたので、帰っても楽しめそうでした。