メダカちゃんが仲間になりました

夏の池に咲く蓮って凄くイイですよね。
以前にどこかのお寺で蓮が咲いているのを見て以来、蓮を欲しいと思っていました。

夏といえば涼を求めるということで、水の上に咲く蓮は涼を感じるような気がします。
ですが、蓮は水の中から生えてくるものですので、うちの場合だと蓮の鉢が必要です。
鉢の中に水を溜めていると、この季節はボウフラが湧いてきます。
そうでなくても緑が多いと蚊が出ますので、増えてはたまりません。

ということで、その対策にメダカちゃん達に活躍してもらおうと、一緒にメダカも買ってきました。

蓮のプレート差しっぱ。。。

今のところ元気にしてくれているようですが、メダカを飼ったのは初めてなので、なんか心配です。
猫やらカラスにもヤられないか心配。
もうちょっと深い鉢の方がいいよなとは思っているんですけど、適当なのがなくて。。。
メダカが癒されるというナガバオモダカも一緒に入ってますので、これで癒されて長生きしてね。

そして、肝心の蓮は咲いてくれるでしょうか。
蓮も初めてなんで良くわかってませんが期待しています。
蓮は泥の中から汚れのない花を咲かせ、香りや姿から君子にも例えられます。
お茶的には蓮といえば周茂叔でしょうか。
香合や絵画の画題によくありますね
それから四愛の中の一つになっています。

茶の湯のうつわ展に行ってきました @出光美術館

6/4まで出光美術館でやっている展観です。
前回の唐津の展示の時から見に行きたいと思っていましたが、ようやく見に行くことができました。
ですが、あまり時間が無くサラッとしか見られなかったです。
出品リストを見返して、あれもこれもちゃんと良く見ておきたかったなぁと思っています。

萩割俵形十文字文鉢というものが展示されていましたが、以前同手のものを個人の所蔵で見たことがあります。
あぁ、あれと同手のものだなと思いましたが、萩の物だったとは思ってませんでした。勉強になりますね。

茶入で朝鮮唐津肩衝茶入 角大師 というのがありましたけど、私のイメージしている朝鮮唐津とはかなり違くて興味深かったです。
こういうのはパッと見てどこの焼物だと判断するのはすごく難しいですね。隣の瀬戸の茶入との違いがよくわかりませんでした。
角大師というのは慈恵大師こと良源という人が鬼の姿となって疫病神を追い払った姿を描いたものだそうです。
元三大師という名前でも有名だそうです。

どうやらものすごく有名な人らしいですが、全然知りませんでした。。。
この角の生えた鬼の姿を書いた護符を戸口に貼ると、あらゆる厄から逃れることができるそうですので、すぐに玄関に貼りに行ってきます。

でも、来客は怖すぎて入って来れないようになるのでやめておきます。

誰が銘を付けたのかわかりませんが、面白い銘ですね。
何かの意図があるんでしょうけど、そういった解説はありませんでしたのでわからずじまいです。

それから、雲州蔵帳を取り上げたコーナーの大名物の香合が距離が遠くてよく見えませんでした。
あまり眼が良くない自分のせいなのですが、四睡文の虎や人物どころか何が彫ってあるのかの大体の見当もつきませんでした。
大名物の堆朱の香合ってじっくり見たこと無いので残念です。
ちなみに大名物はおおめいぶつって読みますね。なにやら近くでだいみょうものって仰っている方もいましたので。。。いや、もしかしたらそう呼ぶ流派や説もあるのかも??

例によって図録を買おうかとおもいました。が、やっぱり作品解説にもっと詳しいこと書いてあればなぁと思い、買うに至りませんでした。

今年はお茶の関係の展観が多いですね。
でもゆっくり見たかったです。
お時間のある方、是非見に行ってください。

そろそろ梅雨ですね

梅雨はジメジメだし、天気悪いし、傘持って歩かなきゃだしで、あんまり良いイメージがないですが、紫陽花の季節です。
雨に紫陽花ってとても似合いますよね。
雨の中傘を差しながら鎌倉に紫陽花巡り、お寺巡りをしに行ったことがあります。
キレイだった。。。

ということで

あじさいきんとん

実際の紫陽花とは比ぶべくもないですが、雨の季節を楽しむ気分になるような菓子になれば。
露に見立てた寒天のサイズと色の組み合わせが難しいなと思いました。
色々やってみたいと思ってます。

そういえば庭の紫陽花はボチボチ咲いてきました。
紫陽花の色が変わるのはなぜかと思ったら、土が酸性で土壌中のアルミニウムイオンが多いと青くなるらしいですね。
なんか面白いです。花言葉も面白いのでさらに好きになりました。