2025年の初稽古で初点をしました【茶道教室】

点心

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

茶道教室の2025年最初の稽古を致しました。
毎年、最初の稽古では私が濃茶を点て、生徒さんのクジに当たった方が薄茶を点てるという事にしています。

点心

お点前の稽古の後は生徒さんに点心をお出ししました。
お茶時の時よりも多いくらいのお食事を出しましたので、皆さんお腹いっぱいになってくれたのではないかと思います。

薄茶の点前に当たった生徒さんは、皆様の前で点前をするという緊張感のなかにもかかわらず、うまくできたのではないでしょうか。
お点前の指摘をしてくれる人がいない中で、お点前を進めなければならないというのは実はかなり大変です。
非常に良い稽古になったと思います。

海老真薯

食事の締めに皆さんから一年の抱負をスピーチしていただき、楽しい時間を過ごすことができました。

今年もお茶事の稽古の予定がありますので、気合を入れてお茶事に臨んでもらいたいなと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

10月の稽古茶事が終わりました

10月26日、27日にかけて茶道教室の稽古茶事をしました。

稽古茶事は社中の茶事メンバーが亭主側、客側に分かれて正午の茶事を行うというものです。
茶事は普段の稽古とは全く違う役割がありますので、みなさんとても緊張されたようですが無事に終わってホッとしています。

亭主を務められたかたは直前に腰を痛めたという話しでしたが、半東を始め皆さんの協力で無事に乗り切ることが出来て本当に良かったと思います。

お茶事が初体験というメンバーも何人かいらっしゃいましたので、準備や練習で大変だったと聞きました。
懐石作りのことで頭がいっぱいで寝られない日があったという方もいらっしゃいました。

※画像は懐石を作るチームのお昼ごはんです。

みなさん沢山の調べものや試しづくり、シミュレーション、事前の練習などをしてかなり経験値が上がったのではないかなと思います。

やはり、自分で調べて実際にやってみるという事が大きな成長を生むのだろうなと思います。

また、茶事のお客様になったときに「大変なご苦労をされてお客様を迎えてくれるのだ」という事が実感できれば有難みも大きいものです。

次回はまた違う役割でお茶事の経験を積んでほしいと思います。

来月には炉が開かれ、いっそう風情のあるお茶の季節になります。
炉の茶事というのも本当に良いものですので、風炉と炉の両方のお茶事を経験してもらいたいですね。

日に日に寒くなっているような気がしますが、お茶をやっていると寒さの厳しい季節も悪くないかなと感じられるのは素敵だなと思います。

花鳥風月を愛で季節を愉しむには茶の湯というのは本当に良いものだと感じています。

5月緑蔭茶会を開催しました

5/26(日)に開催した緑蔭茶会を盛況のうちに終わることが出来ました。

ご臨席賜りましたお客様には深く感謝申し上げます。

また、茶会の運営に携わった社中のみなさんもお疲れさまでした。

当教室の茶会は社中のみなさんの発表会を兼ねて開催しておりますので、社中メンバーが中心となって茶会の運営をしております。

茶席の説明をする「席主役」、点前をする「お点前役」をどちらも生徒さんが大部分担うという、すこし珍しい形を取っています。

教室の先生が席主として話すというのが普通なのですが、あえて席主役を生徒さんに任せるという形です。

この形ですと生徒さんのご家族、ご友人の方がおみえになった際には活躍の様子をしっかり見ることができるのではないかなと思います。

席主を担当して話すということになれば、かなり道具についての知識を頭に入れて臨まなくてはなりません。

いつもの稽古の緊張感とは段違いの緊張感、勉強量になりますので貴重な経験になると思います。

今回の茶会を通じて、スタッフとして参加した社中の方が大きく成長してくれることを期待しています。

次回の茶会の予定は現在のところございませんが、決まりましたらこちらのサイトで告知をしたいと考えております。