今日は雨 蛙の声が

この時期、雨になると蛙の声が聞こえます。
遠州が名前を付けた茶入に春山蛙聲(しゅんざんあせい)というのがあります。
聲は声の旧字体で、茶席の軸なんかでよく出てきますね。

この茶入は真中古、柳藤四郎手。
1641年の4月9日に使っているそうですので、今でいうと、もう少し後の時期くらいかなと思います。
昔は旧暦ですので。

黄色い釉薬で、平たい肩衝。
珍しい感じの釉薬です。
土屋政直という土浦藩の藩主も所持していたそうです。

土屋政直は茶人として非常に有名で、中興名物の茶入の伝来等に名前がよく出てきます。
茨城の大名もお茶に非常に関りがあるんですけど、茨城であんまり話題にならない気がするのは気のせいでしょうか。
と言っても茶道具はほとんど江戸にあったらしいですけどね。
でもやっぱり、茨城にいる人間としては関連した茶会でもやってもらいたいところです。
土浦市立博物館がいくつか所蔵しているみたいですし(?)。
もしくは、茨城の数寄者のかた、誰かお願いします!

春山蛙声は現在、大阪の湯木美術館にあります。湯木美術館は吉兆を創業した湯木貞一さんが作った美術館です。

日本料理と茶道はとても深い関係にありますね。

「超」のつく材料って何?!

つくばですんごい興味のあるイベント見つけました。
「超」のつく材料あります。
スゲー行きたい!って思ったら今日!?でした。
「超伝導、超鉄鋼、超耐熱、超強力磁石… 驚異の性能を持つ材料たち」
なんか凄そう!
いやーまじかー
行きたかったなぁ。

こんなに研究学園都市っぽいイベントがあるなんてって思ったら、何年もやっているイベントみたいでした。
でも行っても子供たちが多くて、見た目はオジサン、中身は子供の私のような者は場違いなのかもしれません。
来年もやるなら行ってみたいです。
新しい材料とか、新技術ってなんかドキドキしますね。

つくばにいるのにまだ…筑波実験植物園

お茶をやっているのに恥ずかしいですが、じつは1回も行ったことがありません。
筑波実験植物園

ネットで植物について調べたりするときにはかなりの頻度で目にするんですけど、なかなか行く機会に恵まれません。
どんなとこなのかわからないですけど、毎年恒例の季節毎のイベントとかやっているので、あぁー今年もそんな時期かぁ~。
なんて思ったりしています。

今はさくらそう品種展をしています。
筑波大学さくらそう里親の会が栽培した株を売っているらしいので買いたいです。
その次はクレマチス展。
クレマチス展行きたい!
近いんだけどなぁ。。。

今の季節は花が沢山あってホント良い季節です。
でも5月に咲くような花も咲いて、むしろ咲き終わって、この後どーなんだろ?って感じがしています。
うちではムサシアブミが咲きました。

ムサシアブミ

ボクシンググローブではないです。
ツタンカーメンのマスクでもありません。
変な形ですけど、私は好きです。