梅雨明け

なんでも梅雨明けが発表されたらしいですね?
まだ6月のうちに梅雨明けなんて、なんだか信じられませんが本当のようです。
むかし、梅雨明け発表の後にやっぱり明けていなかったみたいです、的な事があったような気もしますけど記憶違いですかね?

さて今年の梅雨明けは観測史上最も早いって今日聞きました。
学生だったらいやっほーぅ!って感じではしゃいで、観測史上も最も遊ぶぜーって気にもなりますが(誰も観測してない)、もうそんなことを言っていられる歳は四半世紀くらい過ぎてますので、そこまでの高揚感はありません。
ですがワールドカップもありますし、「今年はアツい夏になりそうだぜ、フッ(鈴置洋孝さん風)」って思ってます。

というわけで夏は好きです。
陽射しの中のミンミン蝉の声やら、蜩(ヒグラシ)の鳴く夕暮れとか、なんか雰囲気あります。
桶に足でも浸けて、浴衣に縁側でダラダラしたいですね。
ネコでも撫でながら。
ちなみに蝉は復活とか再生の象徴で、お茶の世界でも象徴的に使われたりします。

夏と言えばやっぱり、浴衣。
浴衣茶会とかしたら面白いと思うんですが、暑くてみんな嫌がりますかね。
となるとやっぱり、冷房機器は扇風機になるわけで。エアコンのクーラーは涼しくて良いんですが、扇風機に比べると雰囲気的にはイマイチですね。
といっても、毎日エアコン使ってます(´・ω・`) 口だけでスンマセン

夏は始まったばかりですが、つくばの夏の締めくくりはまつりつくばです。
実は今年もまつりつくばに参戦させていただきます。
今年はどんな感じでやれるか悩んでおります。
やっぱり夏は良いです。
熱中症気をつけましょう。

不昧展行ってきました 畠山記念館、三井記念美術館

今年は松平不昧没後200年ということで、各地で不昧関係の催しが開催されています。
不昧公二百年祭というものが松江でやっているみたいですね。
鷹の爪団の動画まで作ってます(笑)
松江はまだ行ったことないですが、そのうち行ってみたいと思ってます。
そのうちって言っているといつまでも行けない気がしますが…。

さて、関東で不昧関係のイベントといえば、美術館をハシゴすると入館料が割引になるというもの。
ハシゴっていうか半券を見せればオーケーです。
そんなわけで、畠山記念館と三井記念美術館に行ってまいりました。

畠山記念館で偶に見ることができますが、油屋肩衝の次第(背負って運ぶ箱とか、その他多くの箱、添え状など)が観られました。
背負える箱は持ち運ばせるために作らせたそうです。
茶入が乗っていたのは唐物の若狭盆で、スキッとして良い盆でした。
今までも出ていたんでしょうけど、唐物の若狭盆だと意識して観ることはなかったのでちゃんと観られて良かったです。
それから、蕎麦(茶碗)で「蛍」が出ていて、もの凄く好いなと思いました。
あのレベルの高麗茶碗なら蕎麦でも濃茶で使いたい気がします。
みなさんはどうお考えでしょうか。

三井記念美術館の方では、喜左衛門井戸をよーく観ることができ、国宝の玳玻盞も観られました。
当然ですが、素晴らしかったです。

他には以前に仕事で扱った長棗と同手のものがあったので興味深かったです。
芳村観阿が関係していて、羊遊斎が塗っているもので、派手ではない蒔絵と繊細な塗りが素晴らしいものでした。
やっぱり美術館で出るレベルの良いものだったかと確認できました。
不満なのは不昧が気を配ったであろう茶道具の次第については、ほとんど観ることができなかったことです。
茶道具の展観ですからね。もう少し何とかならないものかと思います。

不昧は藩の財政を再建させたそうですが、散財して結局は財政を傾けたそうですので、オイオイ何してんだ!っていう気もします。
ですが、藩の財政を再建させただけならば、これだけ美術館で特集されるような人物にはなっていないでしょうね。
何がどう転ぶかわからないものです(笑)

今週の日曜日までやってますので、行ってない人はぜひ!

2018年9月30日に茶会を予定しています

秋も涼しくなってくる頃に茶会を計画しています。
日程は9月30日の日曜日
薄茶席2席、点心付

お茶の飲み方だけ知っていれば、どなたでも参加できる茶会です。
詳細はまだ未定ですが、時間を区切って、いらっしゃるかたをなるべく待たせないような形式で行いたいと思っています。
詳しく決まり次第こちらで告知したいと思っています。

ということで、9月30日(日)の茶房の営業はお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。