夜咄の茶事をします 参加される方を募集します

夜咄の茶事を平成30年12月と平成31年1月に催します。
ご参加いただける方を募集いたしますので、参加ご希望の方はメールにてご連絡くださいませ。

気軽なお茶事ですので薄茶、濃茶の飲み方を知っていればどなたでもご参加いただけるかと思います。
(とはいえ、しっかりとした懐石をお出ししますのでお食事はちゃんと出ます)

蝋燭の光の中でのお茶は、非常に幻想的でお茶の風情たっぷりですので、夜咄に行ったことのない方も是非ご参加くださいませ。
色々な流派のかたのご参加をお待ちしております。

 【記】
平成30年12月21日(金)、22日(土)
平成31年 1月25日(金)、26日(土)

16時半~21時 (4時間程度)
懐石、濃茶、薄茶

会費2万5千円
※要予約

夜咄の茶事とは
茶事七式のなかの一つで冬至近くに行われる。
夕方に案内をして、夜にかけて行われる茶事。
前茶、炭手前、懐石、続き薄茶の流れで行われる。
蝋燭の光を使用して行われるので、幻想的で茶情溢れる独特の雰囲気がある。

亭主  伊原英宇
連絡先 NAMICHIDORI茶房まで
メールアドレス:info@namichidori.info

名残の季節ですね

お茶では10月は風炉の名残の季節で、侘びの月といわれます。
この時期は継ぎのある茶碗などを使うこともできるといいます。
10月も後半になると、火が恋しいということで中置の点前をすることがあります。
お稽古的には10月はせっかくなので中置のお点前を稽古しましょうということで、ウチの稽古場では中置の割合が高くなっています。

中置に似た点前で、風炉長板の一つ置きがありますが、教本に無いのであまり稽古することがありません。
中置に似ているというよりも、中置が似ているという方が正しいのだと思います。
長板一つ置きは10月に限らずいつでもやって良いのですが、乗せる風炉釜を選ぶため、実際にはなかなかすることがありません。

そんなことを思っていると、土浦の土屋家では風炉釜は何を所蔵していたのだろうかと思いまして、調べてみました。
最近、社中の方から譲ってもらった土屋家蔵帳の資料があるのでちょうど良いと思いまして。

結果、蔵帳の方には見つかりませんでしたが、会記の方には遠山芦屋 遠州所持などとあるのを見つけました。
あまり釜を積極的に集めようとは思っていなかったのか、あまり数が多くない感じがします。
それに比べて、茶入はものすごいことになっていますね。
是非これらを集めて展覧会してもらいたいものです。