先日の日曜日は生徒さんが亭主方とお客方に分かれて、お茶事の稽古をしました。
初めての茶事を亭主として経験するかたもいらしたので、かなり苦労されていましたが、何事もなく無事に終わることができました。
よかったです。
お客様役を務めたかたは正座の時間が長く脚がツラかったと思いますが、楽しんでいただけたようでした。
亭主方の役割の方々は頭を悩まし、試行錯誤して非常に大変だったと思いますが、苦労したぶん達成感も大きいのではないでしょうか。
茶事を経験するとお茶の姿がかなり見えてきます。
お茶の目的が茶事をすることなんだ、というのが解って奥深さも感じることができたのではないかと思います。
頭でいろいろシミュレーションをして、1か月間このことだけで頭がいっぱいになってしまったという方もいらっしゃいました。
真剣に取り組んでいるという証拠ですね。必ずスキルアップしますよ。
亭主側のやることを経験することで、お客さんになったときに苦労もわかるし、亭主の聞いてほしいことも見えてくるので、非常に勉強になりますね。
ホントお疲れさまでした。
苦労はするけど亭主方のほうがお客様よりも楽しいというのが茶事の醍醐味です。
またやりましょう。
でもやっぱり、普段の生活ではここまで丁寧に食事を作ってもらったりすることはほとんどないですから、お客さん役のかたが羨ましいです。
美味しいもの食べられるし、いろいろと感動させてもらえて。
特に正客と詰、以外のところ!(笑)