11/20 茶会しました 紅葉狩茶会

無事に茶会が終了致しました。
来ていただいたお客様、誠に有難うございました。
楓が完全に紅葉していたわけではありませんが、半分以上は紅葉していたので良かったです。

実際にお客様をお呼びして、迎えるということは難しいものです。
予想もしていない事が色々と起こります。それに如何に対応するのかとか。
色々細かいトラブルはありましたが、とてもいい経験になりました。
やはり「お茶は実践や、わかるかぁ」という某先生の言葉通り、実践できなくてはと感じます。
実際にやってみると、できること出来ないことがよくわかります。
まぁ出来ないことの方が多くてアレもコレも覚えなくては。という感じですが…

社中の方たちは色々と考えを巡らして準備をして、本当に一生懸命にやって頂きました。
お客様にも喜んで頂けたのではないかと思います。お疲れ様でした。
参加した方、参加できなかったけどご協力を頂いた方、誠にありがとうございました。

亭主七分の楽しみって言いますが、やる方がやはり楽しいです。お客様よりも楽しんでしまってすみません。
でも、楽しんでやるほうが良いですよね。それがお客様にも伝わればいいなと思います。
また一緒に勉強していきましょう。どうぞよろしくお願い致します。

苔を増やしたい

関東の土は関東ローム層でゼニゴケには恰好の土壌のようで、増えてほしいスギゴケやスナゴケはなかなか思うように増えてくれません。
ですので、色々と調べてそれに従って苔を育ててみることにしました。

意外なことに苔にも全日照を好む苔があるそうです。というか、そもそも苔に対する知識が無さすぎる事に気付きました。
勝手なイメージでは、陽が当たらなくて、ジメジメしたところなら苔が増えるんだろうと想像していたんですが。。。
当然ですが、苔にも種類が色々あって、それぞれに好む環境が違います。そんな当然のことに全く気が付かず、なんでゼニゴケだけ沢山生えてくるのかなぁ… と。

とりあえず種類の名前を確認。予想外にたくさんあります。
一般の人がイメージする苔庭の苔といえばスギゴケだそうですが、あんまりそんなイメージすら持ってませんでした。すみません。
やはり言語として名称を覚えるというのは重要ですね。認識するレベルがかなり高まります。
こんな調子なのでそりゃ苔も増えないわなと思います。

私の好きな苔はスナゴケです。
なんかふんわりしてて、触ったら柔らかそうなんで。
この苔は全日照を好む苔だそうです。よく考えれば、昔、住んでいた寮の屋上に沢山生えてました。日除けのようなものが一切無いのにも関わらず、モッサ~ と、生えていましたからね。まったく自分の観察力の無さに愕然とします。
かなり乾燥しても耐えられるそうです。でも水をあげた途端に様子が変わるのが面白いですね。生きてるみたいです。いや、生きてます。

そして、意外にも水はけが良い方が佳いということです。
そかぁ、湿ってりゃ良いんだろうと勝手に考えてました。ごめんなさい、無知で。
川砂を多く混ぜて土づくりをして、ピートモスを上下から…。
わからないことばかりなので、実験だと思って色々やってみました。

で、数か月経ってほんとに少し発芽してきました。
あぁ~知識ってすごいなぁ~って思ってしまいました。
先人の知恵とか、記録ってすばらしいですね、ほんと。

少しうまくいくと俄然面白くなります。どんなところにどんな苔を生やそうか。うまくいくだろうか…。

正座が苦手でもお茶はできます

何を隠そう私は正座が結構というかかなり苦手です。
お茶教えているのに正座苦手なの(笑)?って言われますが、苦手です。
茶道を始めた当初に比べれば、かなり正座できるようになりましたが、当初は30秒ほどでも耐えられないくらいの痛みがありました。
私の場合しびれるわけでは無く、単純に足が痛いのです。どこがと聞かれれば、色んな所が、沢山!という感じです。
正座をしても全く痛くないという人が羨ましいです。
前に会ったフィンランドの方は少しも痛くないし、寧ろラクと言ってました。
え?脚が長いから??美人だから??とか思ったりしましたが、そういう理由では無いようですね。脚が長い方でも、美人でも、痛い方いますので。

ですが、毎日少しずつ正座に慣れるようにすると段々座れるようになってきます。
本当にすこしづつですが、座っていられる時間が長くなります。
また、正座をするために運動なんかもしました。
足首が固いので、足首ストレッチをしたりとかも。
普通の人はそんなことしなくてもよいかもしれませんが、私の場合早く慣れる必要があったので。

というわけで、正座が苦手な方でもお茶をしたいと思ったら、ぜひチャレンジしてみてください。
でも、無理はしない方がよいですよ。
足を痛めてしまっては元も子もないですからね。
できる範囲でテキトーに頑張りましょう。

稽古を始めるといきなりお点前には入らないですので、段々と慣れていくことができると思います。

ちなみに、戦国時代は正座じゃなかったみたいですけれど…。